今でこそiPadの容量は32GBから購入できますが、少し前に発売されたiPadの場合、16GBしかありませんよね。少ない容量のiPadの場合、動画を撮影して保存してしまうと、あっという間に端末本体の容量が上限に達してしまいます。容量が少なくなると、アプリやiOSのアップデートすら出来なくなってしまうので困りますよね。
そこで今回は、iPadの容量が少なくなる前にやっておきたいiPad内の動画を削除する方法を紹介します。
まず、iPadの写真アプリケーションを開きます。いつも写真を見るアプリですね。
写真アプリケーションを開くとメディアタイプの箇所に「ビデオ」を選択することができるので、そこをタップします。
メディアタイプの写真を選択すると、端末内に保存されているビデオの一覧が表示されますので右上にある選択をタップして削除したい動画を選びます。
ちなみに削除したい動画がいくつかる時は、その動画をタップすれば何個でも同時に選択することができるので、動画が多い場合は非常に便利です。
なお、削除する必要のない動画を選択してしまった場合は、その動画をもう1度タップすれば選択を解除することができますし、作業を最初からやり直したい時は、右上にある「すべてを選択解除」をタップすれば、最初の状態に戻りますので、誤って削除する心配はありません。
そして削除したい動画を選択し終えたら、左上にあるゴミ箱のマークをタップしましょう。
最後に「ビデオを削除」をタップすると動画の削除はとりあえず終了です。
これで一応、メディア内に保存されている動画を削除することはできました。しかし、実はiPad内から動画は完全に削除されていません。したがって、容量不足の問題もこの状態のままでは解決することができません。
それでは、iPadの中から動画を完全に削除して容量不足を解決する方法を紹介します。
先ほどの写真アプリケーションを開きます。そうすると、「ほかのアルバム」の中に「最近削除した項目」がありますので、そこをタップします。
「最近削除した項目」の中には、メディアタイプから削除した動画がありますので、iPad内から動画を完全に削除するためには、先ほどと同じようにもう1度削除する必要があります。
実は、メディアタイプの中から削除した日を起点にして、29日から30日後には自動的に完全削除されますが、今すぐに容量不足を解決したい場合は、メディアタイプから削除した後には必ず、最近削除した項目からも削除する必要があるので注意してください。
一度は消してみたものの、やっぱり残しておきたい動画もありますよね。また、削除する動画を選択する際に、誤って選択してしまって消えてしまうこともしばしばあります。そんな時のために、iPadでは復元する方法が標準で備わっています。
まず、先ほどの「最近削除した項目」をタップしてみてください。
そうすると、右下に「復元」ボタンがありますので、そこをタップします。
次に赤字で表示された「ビデオを復元」をタップすると、最近削除した項目からメディアタイプのフォルダに復元され移動します。
なので、誤って削除してしまった時でも安心ですね。ただし、最近削除した項目から完全に削除してしまうと復元することはできませんし、メディアタイプから削除して29日から30日後には自動で完全に削除されますので、その場合も復元することはできなくなりますので要注意です。
iPadは写真や動画を高画質で撮影できるので、非常に便利ですよね。ただし、その一方で容量不足に悩まされることもしばしばあります。なので、その場合は今回紹介した方法でiPad内の動画を定期的に削除して整理しておくと容量不足に悩む心配もありません。
とは言え、それでも大事な動画がたくさんある場合は、削除したくない時もありますよね。そんな時に使いたいのがネット上のクラウドに保存できるサービスを利用しましょう。無料だとGoogleフォトが有名ですよね。無料で使えて容量無制限なので非常に便利です。また、Apple公式のクラウドサービスであるiCloudも便利ですよ。Appleの場合は、容量に応じて月額料金が発生しますが、同じApple IDでログインしている端末からであれば、いつでもファイルを閲覧することができるので非常に便利で人気です。
ぜひ使ってみてください。