iCloudにもない!iPhoneの写真が消えた原因と復元方法のまとめ

iPhone内の写真が消えてしまいました。iCloudで探してもないです。そんな時、どのようになくなった写真を復元できますか。この記事で紹介された対策を参考にしてください。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2022年11月25日

iPhoneに詳しくないユーザーはiPhoneのストレージを解放したり、写真をiCloudにアップロードしたり、またはiOSをアップデートしたりする事で、iPhoneの写真が紛失されたことがよくあります。その場合、次の対処法を試しましょう。本記事はiPhoneの写真が消えた時の原因と対策を詳しくご説明します。

Part 1:iPhoneの写真が消えた原因

なぜiPhone上に保存された写真が消えたのか、理由として主に下記の5つが考えられます。

原因1.iCloud写真が無効になった

もしiPhoneの設定で「iCloud写真」をオフにする、また、お使いのiPhoneでiCloudアカウントをサインアウトすると、iCloudと同期された写真がデバイスから削除されますから、消えてしまいました。その場合に、iCloudに再ログインし、iCloud写真をオンにしてください。

原因2.誤って写真を削除した

写真やビデオをいっぱい撮った後、整理して容量を節約したいですが、誤って大切な写真やビデオを削除しました。その場合に、「最近削除した項目」で探して復元してください。

原因3.iPhoneの写真を非表示にした

自分で一部の写真を非表示にしましたが、忘れてしまった状況もよく発生します。さらに、iOS 14から「非表示」アルバムを隠すこともできます。もし「非表示」アルバムも隠したら、忘れた可能性が高いです。その場合に、iPhoneの非表示になった写真を再表示する必要があります。

原因4.空き容量が足りない

iPhoneの空き容量が足りない場合に、写真が勝手に消えたり、撮った写真が保存されなかったりする可能性があります。解決したいなら、いらないデータを削除して空き容量を増加する必要があります。しかし、その場合に、保存されなかった写真を復元するのは不可能です。

原因5.OSアップデートやiPhone自体のエラーでなくなった

iPhoneのiOSを最新版にアップデートする場合に、エラーが出たから保存された写真が消えてしまった状況もよく発生します。さらに、iPhone自身のバグやエラーでデータの紛失を起こしたこともあります。その場合に、もし前のiTunes/iCloudバックアップがあれば、復元することは可能です。バックアップがないなら、専用ツールを利用して復元するのをおすすめします。

原因6.機種変更してからiPhone写真が消えた

新しいiPhoneを買ったら、データを旧iPhoneから新iPhoneに転送して利用するのは多くのユーザーの選択です。しかし、iPhoneの機種変更後、写真が消えた状況もよく発生します。その場合に、機種変更後、写真が消えた原因と対策をまとめて紹介したこちらの記事を参考にしてください。

iPhoneの写真が消えた!なぜiCloudにもなくなった?

もしお使いのiPhoneは「iCloud写真」をオンにして利用していますなら、iPhoneでの操作は自動的にiCloudに同期します。とはいえ、もしiPhoneで写真を削除したら、Wi-Fi接続の場合に、その写真はiCloudでも消去されます。

Part 2:iPhoneの写真が消えた時の対処法

対処法1.iCloudに再ログインする

複数のApple IDを使う時、また、iPhoneでiCloudからサインアウトする場合に、正しいApple IDとパスワードを入力してiCloudに再度ログインしてみてください。

手順:「設定」から一番上のApple IDをタップして入ります。一番下の「サインアウト」をタップしてパスワードを入力します。サインアウトしてから、再度ログインします。

対処法2.iCloud写真をオンにする

iCloud写真をオンにすると、すべての写真が自動的に同期されています。もしiCloudになくなった写真があれば、iCloud写真の有効で復元することができます。

手順:「設定」>「名前」>「iCloud」>「写真」の順でタップして「iCloud写真」をオンにしてください。

iCloud写真を有効にする方法

iCloud写真を有効にする方法

対処法3.「最近削除した項目」で探して復元

削除された写真を30 日以内であれば「最近削除した項目」アルバムから取り戻せます。もし、誤って写真を削除してしまったら、「最近削除した項目」アルバムにその写真があるかどうかを確認します。

「最近削除した項目」アルバムから写真を取り戻すには:

写真 App を開いて、「アルバム」タブを表示します > 「最近削除した項目」アルバムを開いて「選択」をタップします > 残しておきたい写真またはビデオをそれぞれタップします > 「復元」をタップし、その写真を復元することを確定します。

「最近削除した項目」アルバムから写真を取り戻す

「最近削除した項目」アルバムから写真を取り戻す

写真が「最近削除した項目」にない場合は、エラーにより破損した可能性があります。方法7を勧めします。

対処法4.iPhoneの非表示になった写真を再表示する

iOS 14以降でiPhoneの非表示アルバムを隠すこともできますから、アルバムを再表示したいなら、次の手順に従って操作してください。

非表示アルバムを再表示する手順:

Step 1.iPhoneの「設定」アプリを開いて、「写真」をタップします。

Step 2.「“非表示”アルバム」を有効になって、「非表示」アルバムが「その他」の下に表示されます。

「“非表示”アルバム」を有効にする

「“非表示”アルバム」を有効にする

それから、iPhoneで非表示にした写真を再表示にする場合は、下記の手順を参考してください:

1.「写真」→「アルバム」タブ→「非表示」アルバムの順にアクセスし、右上にある「選択」オプションをタップて、写真を選択します。

写真を選択

写真を選択

2.写真を選択した後、左下の共有ボタンをタップし、「再表示」を選択します。

「再表示」を選択

「再表示」を選択

対処法5.iTunesバックアップから写真を復元

もし前のiTunesバックアップがあれば、iTunesで消えた写真を復元することも可能です。

1. iPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続します。「このコンピュータを信頼しますか?」が出たら「信頼」をタップしてパスワードを入力します。

2. iTunesを起動してデバイスアイコンをクリックします。

3. 「バックアップを復元」を選択して各バックアップの日付を確認して復元したいものを選択します。

4. 「復元」をクリックします。もしこのバックアップが暗号化されたら、パスワードを入力する必要があります。そのパスワードを忘れたら、こちらの記事を確認して暗号化されたiTunesバックアップのパスワードを削除・解析します。

iTunesでiPhoneをバックアップから復元

iTunesでiPhoneをバックアップから復元

対処法6. iCloudバックアップから写真を復元

iCloudバックアップからデータの復元もできますから、前のiCloudバックアップから消えた写真を復元することができます。

1. 「設定」>「一般」>「リセット」を開き、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

2.「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」をタップし、Apple IDでサインインします。

3.「バックアップを選択」を選択し、iCloudで使用可能なバックアップのリストからバックアップを選択します。

iCloudでバックアップからiPhoneを復元する方法

iCloudでバックアップからiPhoneを復元する方法

対処法7.専門なデータ復元ツールで消えた写真を復元する

もし上記の対策を試しても消えた写真が戻っていない、また、前のバックアップがない場合に、どのように消えた写真を復元できますか。ここで、iOSデバイス向け専用の復元ツール – PhoneRescue for iOSを利用してバックアップなしでも写真を復元できる方法をご紹介します。

このソフトでは、3ステップだけで復元に至り、初心者でも使いこなせます。そして、復元する前に、写真をプレビューして選択することができ、他のデータの上書きもないです。安全な最新技術を用い、業界最高水準のデータ復元率を保証します。

また、PhoneRescue for iOSは有料ソフトですが、無料お試し版も提供されており、まず、無料版(復元不可)でスキャン結果をプレビューして、スキャンした結果に必要なデータがあれば購入して復元しましょう。

バックアップなしでなくなった写真を復元する手順

Step 1.PhoneRescue for iOSをダウンロードします。

無料ダウンロード(Win版) Windows全般で動作可能 無料ダウンロード(Mac版) Mac全般で動作可能

無料体験ウイルス検査済み

安全性確保のPhoneRescue for iOSにウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアなどの有害なものは一切含まれていません。どうかご安心してご利用ください。

Step 2.iPhone用のUSBケーブルを使って、コンピュータに接続します > 復元モード「iOSデバイスからリカバリー」を選択します > 次へアイコンをクリックします。ここでは「iOSデバイスからリカバリー」を例にします。

iOSデバイスからリカバリーを選択する

iOSデバイスからリカバリーを選択する

Step 3.[すべて選択]チェックボックスをオフにし、「写真」のみにチェックを入れて、 「OK」ボタンをクリックすると、PhoneRescue for iOSは復元可能の写真をスキャンし始めます。

「写真」を選択

「写真」を選択

Step 4.消えた写真をプレビューして復元したい写真を選択 >  「PCへ」または「デバイスへ」のボタンをクリックし、消えた写真は復元されます。

復元したい写真を選択

復元したい写真を選択

対処法8.iCloud/iTunesバックアップから写真だけを復元

iTunes/iCloudでバックアップを復元する場合に、消えた写真を取り戻せますが、他のデータもバックアップ時点に戻ります。そのため、もしバックアップから写真だけを復元したいなら、PhoneRescue for iOSの「バックアップからリカバリー」&「iCloudからリカバリー」機能を利用してみてください。

iCloud/iTunesバックアップから写真だけを復元する手順

Step 1.PhoneRescue for iOSを起動 > 「バックアップからリカバリー」または「iCloudからリカバリー」を選択 > 「次へ」ボタンをクリックします(ここでは、iTunesを例にします)。

iPhoneのバックアップに入る

iPhoneのバックアップに入る

Step 2.iTunesのバックアップを選択 > 「次へ」ボタンをクリックします。

iTunesのバックアップを選択

iTunesのバックアップを選択

Step 3.復元したいファイルのカテゴリを選択して、「OK」をクリックします。

Step 4.復元したい写真を選択して、「PCへ」または「デバイスへ」のボタンをクリックして復元します。

注:iCloudからデータを復元したいなら、ホームページで「iCloudからリカバリー」を選択してApple IDでサインインしてください。

最後に

以上はiPhoneの写真が消えた時の原因と8つの対策です。iCloudにも探せない場合に、専用ツールとしてのPhoneRescue for iOSを利用するのをおすすめします。

写真だけでなく、メッセージ、連絡先などのデータを復活したいなら、PhoneRescue for iOSの無料版をダウンロードして、使い勝手を体験してみるのがいいかもしれませんね。

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iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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